2018年2月1日木曜日

かかりつけ医って何?

今、厚生労働省でも、ちょっとしたかぜなどの病気は、大学病院や大きな病院ではなく、地元の身近な“かかりつけ医”に診察することを勧めています。
 
大学病院に紹介状なしの初診では、初診代が通常よりも上乗せされます
 
病院の役割として、身近な病気は地元の医者に・・
 
設備の整った大きな病院では、緊急を要する病気や重い病気に対応するという役割分担を目指しています。
 
設備は大きな病院のほうがそろっていますし、専門の医者も多く抱えていますが、自分のことをよくわかってくれている身近な医者は、自分の健康を守るもっとも身近なアドバイザーになります。
 
 
かかりつけ医の定義
 
Ⅰ 何でも相談できる

Ⅱ 必要なときは専門医を紹介

Ⅲ 地域医療・保健・福祉を担う能力を持つ医師

  日本医師会、四病院団体協議会

かかりつけ医機能研修制度

3年間で、生活習慣病・認知症・緩和治療・リハビリなど様々な分野の研修会で計10単位を取得し、訪問診療や介護認定審査会への参加など実施研修も必要

要件を満たせば、都道府県医師会から修了証などが発行される

2017年12月29日金曜日

数字と人体の雑学


数字と人体の雑学を今月は載せてみました
細胞の寿命

人体を構成する細胞は、進化の過程でそれぞれ違った変化をしています。

それぞれ寿命がきたら死を迎えますが、その長さは細胞によつて全く異なります。

寿命ランキング

1位・・・骨細胞 2530

2位・・・月千細胞 5ヶ月

3位・・・赤血球 4ヶ月 (白血球10から4)

4位・・・神経細胞 46週間

5位・・・胃の粘膜細胞 23

6位・・・小腸の絨毛 24時間  毎日の便はこれが大半
 

ほとんどの細胞は、死滅したとしても、細胞分裂によって死んだ分を補います。

ただ、そういつた新陳代謝が行われない細胞が一つだけあって脳細胞!

ひとたび死滅すると再生がききません。

嗅覚
 
嗅覚は五感の中でもつとも敏感です。

地球上の匂いの分子は40万種

そのうち人間が嗅ぎ分けられるニオイは2000種類

しかし調香師などは10000種類のニオイを嗅ぎ分けます。

 
関節
 
1日に10万回関節は動かされる

球関節(肩、股)様々な方向に曲がる

蝶番関節(膝、ひじ、指)一方向にしか動かせない

鞍関節(親指の付け根)三方向に動かせる

楕円関節(手首)回転することができる

 
心臓が送り出す血液の量

1回にコーヒーカップ半分 80ml

l分にビール瓶9 5600ml

l時間に一升瓶187 3862

1日にドラム缶40本分 8t

l年で普通貨車176両分 3000t

80年で大型タンカー1隻分 24t
 
 
ほんとに人の体ってすごいですね。
 
毎日もくもくと動いている。
 
まず自分の体を大切にすることって、1丁目1番地です。

 

2017年12月2日土曜日

しわ・たるみ、“糖化”が原因!

                                            日経新聞からそのまま引用

実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいる。

老化の原因の1つに糖化という生体反応があり、その進行度合いが″見た日年齢″を左右する可能性があると最近の研究で分かってきた。

糖化とは糖とたんぱく質が結びついて熱が加わったときに起きる現象だ。

人間の体内に限らず、食品の調理でも起きる。

たとえばパンケーキ

小麦粉や砂糖()と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜてフライパンで焼くと、表面がこんがリキツネ色になる。これが糖化の一例だ。

人の体内では食事で過剰摂取した糖質が血中で余り、体の組織や細胞を構成するたんぱく質にベタベタとくっつく。

これが体温で温められ、糖化が起こる高血糖状態が長く続くほど糖化は進む。

やがで体内のたんぱく質は糖まみれになって劣化し、AGE(エージーイー、終末糖化産物)といぅ悪玉物質に変わってしまう

AGEは茶褐色の物質だ。

体内の様々な組織にAGEが長い問蓄積すると「老化を早め、体内機能を低下させることで、さまざまな病気の引き金になる」

たとえば肌のコラーゲンが糖化しAGEが増えると、茶色いシミやシワ、たるみの原因になる。

血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化すると骨粗しょう症に、目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると自内障になるリスクが高まる。

AGEは体内で作られるだけではない。

AGEをたくさん含む食べ物を取ると、 一部が体内に蓄積される。

代表例はパンケーキのような焼き菓子や肉の加工品など、糖分とたんぱく質を高温加熱した食品だ。

食後血糖値の上昇をゆるやかにすることが、糖化とAGEの蓄積を抑えられるのに大切

糖化は食後に高血糖状態が続くと起きるためだ

炭水化物や菓子類、甘い清涼飲料水など糖質の取り過ぎは血糖値の急上昇を招く。

食べる順番に気を配るのも有効で、サラダや野菜料理を食事の最初に取るのを習慣にするとよい。

野菜や海藻、キノコなどに含まれる食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにする働きがある

AGEは生野菜や刺し身など生ものに少なく、とんかつや唐揚げなど油で高温調理した動物性脂肪食品に特に多く含まれる。

加熱温度が高いほど多く発生するので、調理法は「生、蒸す・ゆでる、煮る、いためる、焼く、揚げるの順でおすすめ」

鶏の水炊きのAGE量を1とすると、焼き鳥は6倍、唐揚げは10倍になる

油を使った調理には裏技があり、「焼いたり揚げたりする前に、レモン汁やワインビネガーで肉を1時間ほどマリネするとよい」

酸味の強い液体に浸すと糖化が抑えられ、AGE6割ほど減るという研究報告がある。

積極的に取りたいのが抗糖化食材で、ブロッコリーの新芽、ブロッコリースプラウトはAGEの生成を抑える成分、スルフタフファンが豊富

カモミールティーに含まれるカマメロサイドといぅポリフェノールも抗糖化に有用。

若々しさと健康を保つために、糖化を防ぐ食生活を始めてみよう。



しみ・しわ、人生の年輪とはいえ、できるなら少なくしたいですね

紫外線を避けることも大切ですが、食品の取り方にもコツがあります

笑いじわは素敵ですが、しみ・しわは少なく (^.^)


 

 

2017年11月1日水曜日

あきらめないことは大切だけれども、それを執着にはしない

医学博士、帯津良一氏の心に響く言葉より


がんの治療にこころの在り方がとても重要な意味をもっていることは、もう私にとっては確信となっています。

そして、こころの在り方のひとつである「あきらめない」気持ちは、間違いなくプラスに働きます。

ところが、あきらめない強い気持ちをもってがんに立ち向かっている人は経過がいいかといえば、決してそうとは限りません。


はてさて、これはどういうことか、私は迷路に迷い込んだような気持ちになってしまいました。

そんなとき、カール・サイモントン博士というがんの心理療法の大家が病院を訪問してくれました。

そして、患者さんのために、講演をしてくださることになったのです。


サイモントン博士が考案し、世界各国で指導してきたサイモントン療法という心理療法は、こころの治癒力を高めるとても有効な方法だと私も高く評価しています。

「がんという病気を乗り越えるには、絶対に治っていくという信念がないとダメです」

と、博士は患者さんにやさしい笑顔を交えて話しかけました。

つまり、あきらめない気持ちです。

しかし、ここで話が終わってしまえば、私にとっては、肩透かしを食らったようなものです。

その先を私は知りたいのです。


博士は、私の期待にこたえてくれました。

「でも、この信念が強すぎると、執着となって良くないのです」

なるほど、です。

諦めない気持ちと執着か。

何か光が見えてきた気がしました。

しかし、あきらめない気持ちと執着とは、どこで線引きしたらいいのでしょうか。

私がそう思っていると、ひとりの患者さんが手を挙げました。


「どこまでが信念で、どこから先が執着ですか?」

私はにんまりしました。

さて、サイモントン博士はどう答えるのか。

何ともスリルのあるやり取りです。


博士はこう答えました。

「治るんだという気持ちはいくら強くてもいいでしょう。でも、その脇の方でいいですから、いつでも死ねるという気持ちを持ってほしいのです」

患者さんの中からは、「そんなことはできません」という声も上がりましたが、私は100点満点の答えだと感心しました。


できるかどうかはともかく、あきらめない気持ちの脇に、いつでも死ねるという覚悟を決めることは、甘い食べ物に塩をひとつまみ加えることで甘みが増すようなもので、生命力をアップさせるのかもしれません。

あきらめないことは大切だけれども、それを執着にはしない。

この塩梅(あんばい)が生命力の鍵を握っているようです。



常日頃お客様とお会いして思うのは、あまり“健康”というものに意識が強すぎると
病気を近づけてしまうような気がしています。

その裏に、健康を失うことへの恐れが見え隠れする・・

きちんとケアするけど、あとはケセラセラ・・という人のほうが、
実際にはいつまでも元気でいらっしゃいます。

何ことも過ぎたるは・・でしょうか。

2017年10月1日日曜日

命の回数券の“テロメア”って何?


生物の遺伝情報が収納されている染色体DNAの両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っています。

細胞が分裂するたびにテロメアDNAは少しずつ短くなり、ある一定の長さいかになると、細胞は分裂を止めます。
 
細胞分裂の回数には限りあるため、テロメアは命の回数券とも呼ばれています。

細胞に酸化ストレスや有害物質が作用するとテロメアが短くなり、こうした病気にかかりやすくなります。

睡眠に関しては、毎日5~6時間しか眠っていない高齢者のテロメアは短い傾向があるが、7時間以上睡眠をとっている高齢者の場合は、中年の人と同じかそれ以上の長さ・・



人間の寿命は、最大で120年くらいといわれています。

それはテロミアという遺伝子のコピーの分裂が、回数を重ねるごとに短くなり、細胞分裂を止めるためです。

ストレスやたばこ、暴飲暴食などは、その働きを縮めます。

よく笑うことや適度な運動は、働きを良くしてくれます。

昔から先人が言ってきてことが、科学的に実証されていますね。



 

2017年8月1日火曜日

スポーツドリンクと経口補水液はどうちがうのか


思いっきり夏本番ですが、スポーツドリンクと経口補水液の違いについて載せてみました。

                 日経新聞6月度内容から
スポーツドリンク

汗をかいて失った塩分と糖分を一緒に取ると、体への水分の吸収を促すため、下痢や発熱で脱水症状になったときに医師がスポーツドリンクを勧めることもある

糖分が多め

多くは体液と同じ浸透圧

運動前や運動中に

経口補水液

経口補水液は脱水時の水分補給を目的に、塩分と糖分の濃度を調整したイオン飲料

薬局やドラッグストアで手に入る

糖分が2%前後と、スポーツドリンク(約5%)より低いのが特徴で、脱水状態ではない人が飲むと、塩っぱく感じることがある。発熱や下痢、嘔吐(おうと)などで脱水になったときの一時的な飲み物として活用したい

脱水症状が改善したら飲むのはやめよう

塩分と糖分の濃度を調整した飲み物

浸透圧は体液より低め

熱中症の時の脱水対策に

日常の水分補給には

水・麦茶
 
 
 
解説すると、経口補水液はスポーツドリンクの約4倍の濃さがあります。
 
スポーツの時に水分・ミネラル補給には経口補水液は“濃すぎます”
 
熱中症などの脱水症状の時にはスポーツドリンクは“薄すぎます”
 
それぞれに特徴がありますので、上手に使いたいですね (^^♪

 

2017年7月1日土曜日

「何歳からでも脳は活性化する」

                          NHKきょうの健康から
 
 
年齢とともに物忘れが多くなると、認知症への不安が頭をもたげてきます。

しかし最新の研究で、運動によって脳を活性化し、認知機能を向上させられることがわかってきました。

脳の活性化でポイントとなるのは、「海馬」と「前頭前野」です。海馬は、記憶や学習機能をつかさどります。

前頭前野は、注意や判断といった実行機能をつかさどります

例えば横断歩道を歩行中に、過って車が突っ込んできた場合、瞬時に危険を察知して逃げる、といった行動は、前頭前野の働きです。

これらの機能は、加齢とともに衰え、例えば海馬では、何もしなければ年間1~2%の割合で体積が縮小するといわれています
 
しかし近年、海馬の神経の「可塑性(かそせい)」に研究者の注目が集まっています。
海馬には、情報を伝達する神経が網の目のように張り巡らされていますが、情報が速く伝達するように網目が組み変わることがわかったのです。

また、海馬の「歯状回(しじょうかい)」という部分の神経細胞も注目されています。
基本的に、神経細胞は傷ついたり死んだりして減るばかりですが、歯状回の神経細胞は新たに生まれる(新生)のです。

海馬の可塑性や神経細胞の新生により、年をとっても記憶力や判断力を改善することは可能です。
 
 
それが「運動」なのです。高齢者でも持久運動を数か月間行うと、海馬の体積が約2%増加し、記憶力のテストで成績が上がることがわかっています。

ただ、運動と聞いた瞬間、「嫌だ」と拒否反応を示す人や、病気があって難しい人もいるでしょう。しかし朗報があります

ヨガや太極拳などの「軽い運動」、脈拍でいえば1分間に90100回レベルの運動でも、海馬は十分活性化するのではないかという研究成果が報告されたのです。

私たちの研究室では、最新鋭の測定装置を使い、ネズミと人で脳の活性化する場所を特定しながら、運動実験を行っています

この実験で、ネズミに軽い運動をさせると海馬の体積は増加しました

人の海馬に関しても、現在研究が進んでいます。

一方の前頭前野に関しては、人でも結果が出ています

軽い運動を1日にたった10分間行うだけで、実行機能を担う前頭前野の「背外側部」という部分の血流量が増加し、テストに対する反応が速くなったのです。

さらに実験結果を細かく見ていくなかで、興味深いことがわかりました

若い人が素早く対応するテストに、時間はかかるものの対応できていた高齢者は、若い人が左右の脳の片方だけを使っているところを、両方の脳を使っていました

これは、若いころは片方の脳でやっていたことを、もう片方の脳がバックアップ(支援)にまわり、

両方の脳で対応していたからでした。

こうした脳のバックアップ機能を「認知予備力」といいます

認知予備力によって、高齢になってもテストに対応することができたのです

長く勉強を続けてきた人、読書やレジャー活動、運動を行う習慣がある人は、この能力が高いことがわかってきました

最後に付け加えると、運動をする際、楽しんで行うことが大切です

「医師に言われたから、しかたなくやる」のではなく、自分が楽しめる運動に取り組んでください

ネズミを使った研究でも、ストレスなく運動したほうが、海馬の神経がより増えるという結果が出ています。
 
 
 
 
 
少し前までは、脳細胞は大人になってからは1日10万個もの細胞が死んで行って、減るだけだといわれていました。
 
今では、年を重ねてからも増えているのが一致した見解になっています。
 
何事も“楽しく”続けることが大切ですね (^^♪