2013年7月1日月曜日

コラーゲンのウソ・ホント

お肌の曲がり角は、25才とも言われています。

その理由は、いろいろあると思いますがコラーゲンの変化も大きく関係しています。

 
コラーゲンの誤解

コラーゲンはほとんど食事からとれていない  骨、スジ、皮、モツ(内臓)に多い
(無い → 卵、牛乳、植物食品  少ない → 肉、魚)
 
食事からのコラーゲンは、体内でコラーゲン以外にはなりません
非コラーゲンは、非コラーゲンとコラーゲンに両方合成されます

コラーゲン(タンパク質の一種)は、20才くらいまでは、魚や肉などのタンパク質をとってもコラーゲンになります。


それ以降は、コラーゲンをとらないと、体のコラーゲンにならなくなってきて、不足しがちになってきます。

それに加え、コラーゲンを作り出す能力(能力動物のコラーゲン → 人のコラーゲンに変える能力)20才から急減し40才で合成能力(変換能力)が半分になってしまいます。

 
市販ではコラーゲン10000㎎配合などと量が言われていますが、とてつもない量を一気にとったところで体として受け入れられるはずはありません。  (メーカーのアピールです)
手羽先100本分をいっぺんに食べたとして、キチンと体に作り替えられるのかと考えると
すぐ答えが出ます


量の摂りすぎは良くありません  食べすぎと同じ  
 
使われないもの(合成されない)は皮下脂肪になってしまいます。
毎日少しずつ摂るのが効果的です。

多く取ると体内のコラーゲン合成が落ちます。
量・吸収よりも合成が大事です。 

合成能力が落ちると分解を控えるようになり、古いコラーゲンが残るようになります

細胞の老廃物が残るようになり、血管の柔軟性が失われ間接を老化し、骨の組織がもろくなっていく

 
コラーゲンⅠ型は皮膚、Ⅱ型は膝ということで売られていますが、Ⅱ型コラーゲンを摂ったからといって、体のⅡ型になるということとは関係ありません  (これもメーカーの戦略です)

 
女性に  ☆肌を引っ張るとコラーゲンの状態がすぐ分かります

     すぐに戻ると若い シワになったりすぐ戻らないと(弾力がない)老化している

     薄い → コラーゲンが少ない(分解してしまっている)

しわ   新陳代謝が遅くなり古いコラーゲン残り組織が萎縮する

     肌の弾力を決定しているのは真皮 皮膚の90%(乾燥重量の70%)はコラーゲン

  コラーゲンが不足するとキレイな土台がつくれなくなり水分なども貯めこめな   
  くなり影響が表面に現れ、しわ、たるみ等の原因になります

しみ   コラーゲンがダメになると表皮細胞が低下しシミができます