2022年7月1日金曜日

かかりつけ医って、具体的にはどんなもの?

かかりつけ医は、普段の健康アドバイザーとして頼りになり、いざというときに大きな病院への紹介への窓口にもなります。 かかりつけ薬局もあり、いくつかの医療機関から薬をもらっている場合にも、一通り見てもらえ重複しないように管理してもらえます。 Ⅰ 定義 なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医・専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療・保健・福祉を担う総合的な能力を有する医師  (日本医師会) かかりつけ医を持つメリット 病気の早期発見・早期治療につながりやすい、ライフスタイル・仕事・性格なども考慮して治療できる 紹介状を出してもらい、専門医・医療機関をスムーズに受診できる Ⅱ 特徴 受診する患者の健康状態や既往症、生活習慣を継続して把握している 特に病気ではなくても、健康相談を目的に訪れてかまわない もし専門外の検査や治療が必要な状態であれば、専門の医師・医療機関への紹介状を書き、速やかに受診できるよう取り計らってくれる 地域の他の医師・医療機関と情報を共有し、休日や夜間といった診療時間外での緊急対応に動くこともある 介護や福祉の専門家と連携して在宅医療に携わる医師もいる 患者の立場からすれば、医療に関するコンシェルジュのような存在 かかりつけ医というと、一般的には内科の医師が多いイメージがあるが、信頼できる医師がみつかれば他の診療科でもかまわない Ⅲ かかりつけ医の判断基準 「話しやすい」「信頼できる」と感じるかはひとつの判断基準になる かかりつけ医を選ぶのには今のところ特別な手続きや契約は不要 この医師をかかりつけ医にしようと決めるところから始まり、気軽に声をかけてよい 医師と関係を築くのが第一歩で、上手にコミュニケーションできれば、自分の健康状態や希望をより理解してもらえる ☆ 医者選びは寿命の一つとも言われます。身近に自分のことをわかってくれている医師を持つことは心理的にも心丈夫になりますね。