2021年3月1日月曜日

血圧の上が高いと、下が高いとはどう違うのか?

血圧とは、言葉通り、血管の内腔への圧力のことです。 上(最大血圧)は、心臓が血液を押し出すときにかかる圧力 下(最小血圧)は、圧力が過ぎて、血管にかかる血圧になります。 上の血圧が高いとは、「血管が広がりにくい」という状態です。 下の血圧が高いとは、「血管が硬い」という状態です。 例えて言うと、ゴムホースが古くなると硬くなって縮まなくなってきます。 血管が硬くなって、血管が緩まなくなってしまいます。 数字が上の数値に目が行きがちですが、下の血圧が高いほうも影響が大きくかかわります 血管に“ぐっ”と圧力がかかった後に、十分に緩むと、血管に“休む”ことができます これが下が高いと、常に圧力がかかった状態が続くことになり、負担が増えてしまいます。 軽い運動では、「一酸化窒素」という、血管を軟らかくするホルモンが出ます。 楽しく運動を続けることも、血管を軟らかくすることに役立ちます。

コロナワクチンのアナフィラキシーは65歳未満が92%

現在コロナウイルスのワクチン接種が進められ、すでに2回接種が済んだ方もあります。 少し熱が出た方や、腕の痛みを訴えた方が多いようですね。 心配なのはアナフィラキシーショックといわれる、ショック状態に陥ることですが、 ファイザー製では、100万回あたり約10回といわれています。 現在での発生者の92%が、65歳未満との発表があります。 アドレナリンでの対応が確立されているので、過度の心配はないといって差し支えないと思います。 副反応では、2回目接種で、倦怠感が69%、頭痛54%、発熱38% 発熱は、接種後2日目が多く、ほとんどは数日間のうちに熱は下がります。 アセトアミノフェンの解熱鎮痛薬での対応が言われていますが、イブプロフェンやロキソニンでも大丈夫です。 副反応は、現在では女性が圧倒的に多くなっています。 年齢が若い方のほうが、頻度は高くなっています。 異物に対する体の反応が強う若い方のほうが、出やすいのは、かぜの反応と同じです。 当日はもちろん、次の日も体に負荷がかからないようにしたほうが無難ですね。