2017年6月1日木曜日

IPS細胞って何??


幹細胞

もともと体の中にあり、分裂して増殖しながら、ほかの種類の細胞を生み出すことのできる細胞です。

造血幹細胞、皮膚を作る(じょう)()細胞、神経を作る神経幹細胞など、さまざまな種類があります。

IPS細胞

日本語では、人工多様性幹細胞

多様性 血液の細胞や神経細胞をはじめ、あらゆる細胞になれる能力があります。

初期化

細胞に多様性を持たせるには、受精卵が分裂していく初期の段階の「(たい)(ばん)(ほう)」の状態まで戻す必要があります。

いわば、細胞を“初期化”する

特定の4種類の遺伝子を投入することで、細胞は初期化され、IPS細胞ができます。
 
こうしてできたIPS細胞に対して、それぞれ適切な物質を加えて刺激を与えると、増殖して血液の細胞や皮膚の細胞、神経細胞、心筋細胞などに誘導されていきます。
 
 
本当に山中教授の発見は、世紀の大発見です。
人間が人の体をつくることができる時代に・・
失われたから体を元に戻せる時代が、もうすぐやってきます。