2012年12月1日土曜日

1日に必要な適正エネルギー量は


1日に必要なエネルギー量は、人によって違うのですが
  (モデルと相撲取りに必要なカロリーは、もちろん違いますが・・)
 
 
目安としての、1日に必要な摂取エネルギー量(Kcal)は

 
適正体重(身長m×身長m×22)×2530kcal(活動量に合わせて)

身体活動量が25302つの値を計算して、1日の活動量に合わせて2つの数値の間で設定すると出ます

 
  例 身長161㎝の場合

      適正体重  身長(m)×身長(m)×22 = 約57

    57×2530 = 14251710 kcal
 
コンビニの、脂ものたっぷりのお弁当などは一食1,000キロカロリーを超えるものあり
外食中心では、簡単に越えがちになってしまいます

2012年11月1日木曜日

間食と血糖値との関係は・・


3時のおやつ  10時のおやつ  ・・・

幼稚園の頃はとっても楽しみにしていました

体がどんどん大きくなっているときには、体にも必要です

 
ただ、現在の日本人の食生活では環境が違ってきています

特に大人では糖尿病が国民病となっています

 
食べる量が少し多くても13食ならA1Cは上がりにくい

だらだら食べていると血糖値が高い状態が続き、高くなりやすいです

 
血糖値が下がりきらないうちに食べると、そこを基点として血糖が上がり始めるので高血糖への道まっしぐらになってしまいます

たとえて言うと、食事をすると階段を一つ上がり、しばらくすると下がる
血糖値が下がる前に間食をすると、一つ上がった階段からさらに上がり、二つ目の階段を
上ってしまいます

甘いものが好きなら、“食後に少し楽しむ”とよいですね

 

 

 

 

 

2012年10月1日月曜日

未病とは


最近、CMでも“未病”の言葉をよく目にするようになりました

  養命酒の宣伝では、よく言われています

病気ではないが健康でもないという人が増えています

一億総半病人の時代で、いらいら、肩こり、腰痛等を含めると9割の人が半健康状態といわれます

 
一度表れた生活習慣病は治癒させるのが難しいので「予防な勝る医学はない」

未病とは、病気の症状が現れていない状態です

   病気は未病の延長線上にあります

未病の定義(日本未病システム学会)

   自覚症状はないが検査では異常がある場合 OR 
   自覚症状はあるが検査では異常がない場合

西洋医学では、「未病」という考え方はありません

    コンピューターのように、黒か白か  健康か病気か

東洋医学では「未病を治す」が基本

① 病気にならないよう日頃から気をつけて予防すること

② 病気の症状や予兆が出てきたら、まだ病気に至らない未病の間に生活習慣を見直し注意すること

生活習慣は大きく分けて6つになります

    食事、水、排泄、運動、休養、気持ちの持ち方

 
病気は突然なるものではなく、半健康状態が数ヶ月~数年続いて発症する事が多いので、
「未病」の段階で生活習慣をよくすることが、健康への道筋になります

 

 

 

 

2012年9月1日土曜日

病気とは何か

病気というのは、その人の遺伝的・体質的に弱いところに日頃のつけがまわって表れたもの

 
WHO世界保健機構  医療で治せる病気は病気全体の1/4

世界の技術をもってして、治せる病気は1/4という発表になっています

実は、発表では1/4の病気は治せるということですが、生活習慣病で治せるのはもっと少ないです

ちなみに生活習慣病は、高血圧、脂質異常症、糖尿病、最近では精神疾患も厚労省から“仲間に入れられました”

生活習慣病のほとんどの病気は、今の医療では実は治せません

その本当の理由は、“病気の概念を取り違えているからです”

最近、御存じの方がほとんどですが、食中毒などの体内に悪いものが入ってくると
“上から出すか・下から出すか・体の中で処理するか”の方法しかありません

汚い話ですが、もどします・下痢します

気分が悪くなり、おなかが痛くなり、体調が悪くなります

もしこの“体を守るための反応”を止めてしまったら・・

 

病気の反応を止めるとは、どういうことなのか

今、医療は曲がり角に来ているのだとも思います

 

 

2012年7月31日火曜日

生活習慣病の数

(2010)  複数回答です

糖尿病    2,210万人
高血圧症   4,000万人    男性30代~、女性50代~ の1/2
高脂血症   2,200万人  

肥満症         468万人
アレルギー   3,000万人
認知証           120万人

脳卒中   死亡者数   12.2万人/年
心疾患   死亡者数    18万人/年
がん    死亡者数   34.4万人/年 
(内、胃5万人・大腸・4万人、肺・6万人) 3人に一人がガン死

要介護 (寝たきり)

① 脳血管疾患  38% 
② 骨折・転倒  13%
③ 認知症    10%

人間ドック項目異常割合 (2003) 日本病院会「人間ドックガイドライン」


検査項目
割合
肝機能障害
24.7% (男性30.2%、女性15.5%)
高コレステロール
23.9% (男性23.7%、女性24.3%)
肥満
20.3% (男性23.2%、女性15.4%)
高血圧
14.0% (男性16.1%、女性10.3%)
高中性脂肪
12.9% (男性16.6%、女性6.7)
耐糖能異常
11.8% (男性14.8%、女性6.7%)



年間医療費 35兆円  内、生活習慣病12.4兆円

35兆円・・・  良くわかりません

2012年度の日本の一般会計予算(国の予算)は、約92兆円です

  あいかわらず、想像がつきませんが

ただ国債(国が借金して用意した予算)が半分以上を占め、実際の日本の収入は約42兆円です

国の予算の42兆のうち、35兆円を国民の医療費にかけています

これだけ日本中の国民の全収入をつぎ込んで、病気が少なくなったのか・・・

答えはもちろん「No」です

その理由は、来月に・・