基礎代謝・・ 生命を維持するために使うエネルギー
人間の1日の消費エネルギーの60~70%を占めており、主に臓器や筋肉で消費され、寝ている間も消費しています。
70才以上の体重50㎏の女性では、体重×20.7=1,035キロカロリー
70才以上の男性では、体重×21.5
1日の摂取カロリーの目安は、これに散歩や入浴など身体活動での消費量を加えます。
基礎代謝量が多いと血流がスムーズになるなどで、動脈硬化が起きにくくなります。
基礎代謝を10%上げると、1日あたりテニスを20分、野球を30分したのと同じくらいのエネルギーを消費できます。
基礎代謝量と筋肉量はほぼ比例します。
効果的なのは背中や太ももなどの大きな筋肉を鍛えること。
過度な食事制限は筋肉を減らすので、かえって痩せにくくなります。
牛モモ肉・豚ロース肉・皮なしの鶏ムネ肉・カツオ・マグロの赤み・卵などの良質なたんぱく質をとり、筋肉の原料になる必須アミノ酸の、バリン・ロイシン・イソロイシンを豊富に含む食材を積極的に摂取する。
筋肉量50キロの人··· 1479キロカロリー代謝
筋肉量40キロの人··· 1020キロカロリー代謝
筋肉に続き基礎代謝が大きいのが肝臓
肝機能を高めることは基礎代謝アップにつながります。
お酒の飲み過ぎなど肝臓に負担がかかる生活習慣を見直す。
1日3食を規則的にとることが大切で、たんぱく質をしっかりとり、炭水化物少なめがお勧め。
バリン・ロイシン・イソロイシンを含む食材は肝機能向上も期待できます。