2020年4月1日水曜日

歯が衰えると死亡リスクが2倍に!

NHK今日の健康 3月号から

東京大学が千葉県柏市で高齢者2011人を4年間追跡調査した研究では、歯の数が20本未満だったり咀疇(そしゃく)したりする力が衰えるなどした人は、要介護になるリスクが約2.3倍、死亡するリスクも約2倍と高かった。

沖縄県の宮古島などで40歳以上の約5700人を対象におこなわれた追跡調査では、調査開始時点に自前のかめる歯が10本以上あった男性が15年後に生存していた割合は54%だったのに対して、10本未満の男性は25%と半分以下だった。

女性も10本以上の人は66%が生きていたのに対して10本未満の人は42%にとどまった。

歯の本数が少なくなると、認知症や糖尿病などを発症するリスクが高いとする研究もある。

口に健康を保つことが、病気の予防や寿命と深くかかわっていることは、知られるようになってきた。

虫歯や歯周病だけでなく、入れ歯などの使い方や手入れにも注意したい。

 

 

時代は過去に飛んで、エジプトのファラオのミイラを解析すると、歯周病の毒が脳に廻って死亡した例もあります。

現在でも、高齢化社会になり、8020運動が唱えられていますが(20本の歯があると、食事を普通に咀嚼することができます)、今の日本では70才で20本を維持していますが、80才では20本を維持できていません。

人は食事で生きていますが、「食べる」の基本を支える歯を大切にしたいですね。