2014年11月1日土曜日

カゼって、病気なの?

病気はいろいろあります。

腎臓の病気は腎臓病です、肝臓の病気は肝臓病です。

では、カゼという病気はあるのでしょうか?

実は、カゼという病気はありません。

カゼというのは、カゼウイルスを排除しようとする際に体の反応をカゼといっています。

正確には“カゼ症候群”と言われています。

 

ちょっと例えは違うかもしれませんが、ドングリの実はありますが、ドングリの木はありません。

様々な実をドングリと言っています。

同じように様々な症状を一緒にして“カゼ”といっています。

 

症状を抑える薬を“かぜ薬”といいます。

あくまで、対処療法です。

ほとんどの人が、かぜ薬はかぜを早く治してくれる薬と思っていますが、実は“つらい症状を抑える薬”です
 
かぜのウイルスを殺すことのできるのは唯一体の中の“リンパ球”だけです。
体が温まったり、リラックスしたり、休んだり、笑ったりすると多くつくられます。
やっぱり養生が一番の薬になります。

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