2021年3月1日月曜日

血圧の上が高いと、下が高いとはどう違うのか?

血圧とは、言葉通り、血管の内腔への圧力のことです。 上(最大血圧)は、心臓が血液を押し出すときにかかる圧力 下(最小血圧)は、圧力が過ぎて、血管にかかる血圧になります。 上の血圧が高いとは、「血管が広がりにくい」という状態です。 下の血圧が高いとは、「血管が硬い」という状態です。 例えて言うと、ゴムホースが古くなると硬くなって縮まなくなってきます。 血管が硬くなって、血管が緩まなくなってしまいます。 数字が上の数値に目が行きがちですが、下の血圧が高いほうも影響が大きくかかわります 血管に“ぐっ”と圧力がかかった後に、十分に緩むと、血管に“休む”ことができます これが下が高いと、常に圧力がかかった状態が続くことになり、負担が増えてしまいます。 軽い運動では、「一酸化窒素」という、血管を軟らかくするホルモンが出ます。 楽しく運動を続けることも、血管を軟らかくすることに役立ちます。

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