今週の読売テレビの「オクトー 感情捜査官」というドラマの中で、
女性が、介護施設に入所している母親を、認知症にして早く死亡させるために、
自分が処方されている薬を母親に飲ませるという話がありました。
その薬とは「胃酸分泌抑制薬」
その名前のように、胃酸の分泌を抑える薬です。
市販薬では“ガスター”や、医療用ではプロトンポンプ阻害薬では“タケプロン”などがそれにあたります。
薬的には、セロトニンを抑える薬です
これらの薬は神経にも関係するために、副作用として“せん妄(もう)”というものがあります。
せん妄とは、わかりにくい表現ですが、“ボー”となることです。
短期間では問題は少ないのですが、長期間服用すれば影響も出てくる可能性もあります
医療関係者では、理解していることではありますが、ドラマにも出てくるとは・・
一般に認知されるようになってきたのだと思います。
(厚生労働省は、高齢者の長期使用に注意される薬の一つとして指定されています)
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