2023年5月1日月曜日

基礎代謝量を上げるには。

基礎代謝とは生きているだけで消費するエネルギーのことです。 生きているだけで消費されるエネルギーであり、ヒトが1日に消費するエネルギー量の約60%にあたります。 基礎代謝は身体の各部位で行われており、もっとも基礎代謝量が多いのは筋肉で、基礎代謝総量の20%ほどを占めます。 つまり筋肉を増やせば基礎代謝量も増えるため、太りにくい体を作ることができるといえるのです。 また、基礎代謝量は加齢とともに減少します。 これは、筋肉などの除脂肪組織(脂肪以外の組織)が減少し、臓器の活動機能も低下するためです。 基礎代謝量を上げるには 筋肉量を増やす 筋肉は基礎代謝量の20%を消費する器官。 そのため、運動や筋肉トレーニングで筋肉量を増やせば基礎代謝量は多くなる。 体温を上げ血行をよくする 入浴やあたたかい食事の摂取、運動などで血行を促進し、体温を1度上げると、基礎代謝量が11~12%増加するといわれている。 深い呼吸をする 深い呼吸で酸素を多く取りこめば、エネルギー消費の効率が上がる。 また、腹式呼吸では横隔膜などのインナーマッスルを鍛えることもできる。 腸内環境を整える 腸内で善玉菌が生み出す短鎖脂肪酸により、腸のぜんどう運動や内臓全体の働きが活発になって、エネ ルギー消費が増える。 正しい姿勢で過ごす 姿勢を正しくすると、正しい位置に戻った内臓の動きや働きがよくなり、血行も改善され、基礎代謝量が増える。 人体の基本 工藤 孝文著から 総エネルギー消費量の半分以上は基礎代謝量が占めます。 年齢とともに太りやすくなってしまう原因の一つに基礎代謝量の減少があります。 無理は続かないので、無理せず基礎代謝量を上げる日常はその後に大きな差が生まれることになりますね。

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