2023年4月1日土曜日

がん検診はなぜ毎年受ける必要があるのか

がんは男性が生涯のうちに3人に1人、女性が2人に1人かかる身近な病気になっています。 ただ、命にかかわる病気なので簡単にとらえることはできません。 早期発見・早期治療が一番大切で、各健康診断が推奨されています。 がん細胞は最初に発生してから10~20年くらいで約1㎝の大きさになります。 1㎝くらいから発見されて、1㎝以下のがんの診断は現在の医学では難しくなっています。 早期がんは2㎝までのがんのことですが、2㎝までは症状が出ることはあまりありません。 1㎝のがんが2㎝までに大きくなるのには1~2年程度かかります。 現在の治療では2㎝までのあいだにがんを見つけることができれば、9割以上の完治ができます。 自覚症状がなくても毎年診断を受けることで、2つの分かれ道の行く末が大きく変わることになります。 2~3年ほっておくと、前は発見できなかったがんが、もう転移するほど大きくなってしまっていたということも考えられます。 転ばぬ先の杖の意識が大切ですね

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