生物の遺伝情報が収納されている染色体DNAの両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っています。
細胞が分裂するたびにテロメアDNAは少しずつ短くなり、ある一定の長さいかになると、細胞は分裂を止めます。
細胞分裂の回数には限りあるため、テロメアは命の回数券とも呼ばれています。
細胞に酸化ストレスや有害物質が作用するとテロメアが短くなり、こうした病気にかかりやすくなります。
睡眠に関しては、毎日5~6時間しか眠っていない高齢者のテロメアは短い傾向があるが、7時間以上睡眠をとっている高齢者の場合は、中年の人と同じかそれ以上の長さ・・
人間の寿命は、最大で120年くらいといわれています。
それはテロミアという遺伝子のコピーの分裂が、回数を重ねるごとに短くなり、細胞分裂を止めるためです。
ストレスやたばこ、暴飲暴食などは、その働きを縮めます。
よく笑うことや適度な運動は、働きを良くしてくれます。
昔から先人が言ってきてことが、科学的に実証されていますね。
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