2019年8月1日木曜日

なぜ血圧数値が変わったのか?

今年になって血圧の上の数値が変更されました。

血圧の上は140で変わりありませんが130140までは、正常高値血圧

それが今回、高値圧症に変更されました。

正常高値血圧は、正常値内だけど高い・・なので、医療機関も出しにくく、運動などをしてくださいね・・などの経過治療になります。

それが、高値圧症 = 高い・・になると、病気(脳出血など)にならないようにと、薬を出しやすくなります。

この背景には、高齢化社会のために社会保障費が右肩上がりになり、このままでは日本丸が沈没するので、政府が医療費削減を強く進めています。

Aという薬の薬価が1000円から500円に下げられると、製薬メ―カーの利益はものすごく削られてしまいます。

その一方で、その薬を服用する患者が増えれば、製薬メ―カーや医者などの医療機関への取り分が増え、価格の下がった分を補うことができます。
 
欧米では、血圧を130以下の場合は、たしかに脳出血の確率が少し少なくなるとの研究結果はあのますが、その薬を服用することで発生する副作用などはまったく表に出てきません。

短期的に、自分のエリアの利益のために動くことは、ある意味しかたのないことかも・・

ただ、利害関係者当人がこういったことを決定している現状はいかがなものか・・
 
アメリカなどでは、こういったことを決定する医者は、製薬メーカーからの寄付金をもらっていない大学関係者と決められていますが、日本では裏で手を組んでしまっています。
 
確かな目を国民の持つ必要があるというますね。

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