2021年10月1日金曜日

世界保健機構(WHO)は、なぜワクチン接種3回めを推奨していないのか

国内でもコロナワクチン接種3回めが行われることになっています。 もともとインフルエンザワクチンでも毎年受けるように、ワクチンは1度打てば永久に効果があるものではありません。 2回め接種後に感染する例の多く出ており、接種の早かった今後医療従事者から始まるようです。 ただ、世界保健機構は各国での3回め接種を推奨してはいません。 理由は、ワクチンを持つ国と持たざる国との格差が広がってしまうことと、 アフリカなどの接種率の低い地域での感染が収まらず、 今後新たな変異株が表れると、これまでのワクチン接種の効果が限られてしまうためです。 とはいえ、どの国も自分の国の国民を守ることが優先とされ、難しいところです。 今後、新型から「普通のかぜ」になっていくと予想されていますが、まだまだきちんとした感染予防は必要ですね。

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