2020年12月1日火曜日
冬季うつって、何?
朝晩が冷え込むようになり、日も短くなってきました。
おもに冬に現れる、冬季うつというものがあります。
季節の変化が原因となって起こる、季節性情動(感情)障害の1つです。
主に秋から冬(10~12月頃)にかけてうつ症状が現われ、春先(3月頃)に症状が回復します。
冬に日照時間が減ることによって引き起こさます。 (日照時間が短い地域ほど多くみられる)
日照時間の短い地域に引っ越して発症し、逆の場合で症状が出ないこともある
季節性感情障害といい、繰り返し発症する反復性うつ病の一つです。
曇りがちな梅雨にも症状が出る場合もあります。
Ⅰ 診断基準
ストレスなど他の原因がなく、夏は元気だが冬になるとうつ症状が出るということが、直近の2年間で2回発症したら、冬季うつ病と診断される
医師の診断基準は繰り返す期間が、2年間とされている
対象者
うつ病は男女に関わらずなるが、冬季うつ病は比較的若い女性に多くみられる
Ⅱ 冬季うつ病特有の症状
一般的なうつ病と違い、症状に大きな特徴がある
睡眠時間が長くなる、どれだけ長く寝ても眠気がとれない
食欲が増し、特に炭水化物や甘いものが欲しくなり、体重が増えることも多い
(通常のうつ病は、食欲が減退する)
うつ病で最も怖いとされる自殺衝動は非常に小さい
患者は男性より女性が多い
Ⅲ うつ病と似た症状
無気力感、人付き合いが億劫になる、外出が減る、集中力の低下、自己否定的になる
単純に日が出ていると気持ちは明るくなり、曇りだとすこし気持ちも沈みがちになります。
長い冬を快適に過ごしたいですね。
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